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いとうせいこう浅草に住む。

実家に帰省し、東京に戻ってくるといつも思うことがある。

それは東京には本当に多くの情報があふれているということだ。

東京は、ただ歩いているだけ、ただ生きているだけでいろんな情報が体に入ってくる。

でも昨日、先人日記というサイトのいとうせいこうの日記を見ていたら、あえて下町の浅草に住んで、いわゆる最先端情報が入らない環境で生きるようにしていると書いてあった。

僕は田舎者なのでせっかく東京で生きているなら、たくさん情報がある場所で生きたほうが楽しいと思ってしまうが、そんなのは野暮なんだって。

まあ、東京に長く住んでると、消費されていく情報に戯れることに疲れちゃうんだろうか。僕はまだ楽しめるんだけど。かといって新しいネタが大好きっていう生活もしてないけど。

自分が必要な情報が手に届く場所にある、という環境があればいいんだろうな、たぶん。

いとうせいこうといえば、中学生の時、担任の先生が何かの授業の時にいとうせいこう原作の映画「ノーライフキング」をみせてくれたことがあった。でも、中学生で映画といえば、金曜洋画劇場のことだと思っていた僕は「日本の映画っておもしろくねーんだよなあ」と先生に聞こえるようにつぶやいた。

そしたら、先生はほとんどの生徒が興味を示さなかったことも影響してか、本当に不機嫌そうに「じゃあ、やめようか」といってビデオを消して、違う授業をはじめた。

先生、すみませんでしたね。

話もどるけど、わざと情報入れないってかっこいいなあ。普通の人にはあんまりできないな。
by tokyochizu | 2005-05-07 17:15
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